古瓦
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古瓦

[左]細弁蓮華文鐙瓦(さいべんれんげもんあぶみがわら)
 複弁の蓮華文から転化したものとされ、中心部の文様の違いによって2種類にわかれる。均整唐草文宇瓦とセットになるものである。

[中]宝相華文鐙瓦(ほうそうげもんあぶみがわら)
 重弁蓮華文鐙瓦に次いで多く出土する瓦である。おそらく平安時代になって陸奥国文寺に大規模な屋根替えのおこなわれた時のものであろう。これに5種類ある。

[右]重弁蓮華文鐙瓦(じゅうべんれんげもんあぶみがわら)
 鐙瓦というのは丸瓦の先端、軒先のところに付く瓦である。その形が徳川時代に用いられた鐙に似ているのでこの名がある。軒先に出るところなのでここにいろいろな文様がつけられる。この文様は時代によって違うので、文様によって時代を区別することが出来る。
 重弁蓮華文鐙瓦は重弧文宇瓦、偏行唐草文宇瓦などと共に陸奥国分寺創建の時の瓦であって量はもっとも多い重弁蓮華文にも細かい違いがあって6種類にわけることが出来る。